芯持ち材と芯去り材

 
                                        んでよしゆたかなまい

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       芯持ち材と芯去り材
 


 芯持ちの木材は丈夫で良い。

実は半分正解で半分間違い

日本で木材は植林によるものが殆ど。
我が国における植林という事を考えると木が大径木になる前に伐採する事を前提とするので必然的に1本の木から1本の柱しか取れません。
通常出回るのが芯持ち材という事になります。
そして同じ材であれば芯持ち材よりも実は芯去り材の方が強度があります


芯をはずした木と言うのは狂いも少く、非常に魅力なのですが価格的に非常に高価なものになります。
また上記の様な芯去り材の取り方は現在の内地材樹齢数十年の木材では非常に難しく柱として取る事は不可能と言えます。
3寸5分角位の柱でも上記の様に取ろうと思ったら末口で400㎜以上の原木が必要になります。
芯持ち材の良いところは木を断面から見れば分かりますが芯に近い方が赤くなっていて周辺部が白くなっていますが、その赤い部分の断面積を取りやすいと言う事になります。
よく言う 『赤み』の材 と言うことです。
木が腐りにくいのはこの芯に近い赤みの部分で周辺部白いところは赤みに比べ腐りやすいと言われます。
自らの腐食菌を出しにくい部分が赤みの部分なのです。
宮大工の西岡常一さんの著書『法隆寺を建てた木』で書かれた『百年たった木で家を建てれば百年持つ』と言う言葉の真意はそれだけの期間成長した木は心材の部分が大きく芯を外しても赤身の部分ばかりで柱が取りやすいから非常に耐久性のある木だ
と言ってる訳です。

   

 一般的な製材
 

木材は、「芯」がかかると曲がりやすく(あばれる)、「芯」をはずすと曲がりにくい(おとなしい)という性質があります。
丸い“丸太”から、四角形の柱や桁を取るために製材をします。
生産性を考慮して丸太の真ん中で角材を取る場合、木「芯」が出来上がる製品の上から下まで中心に来るように製材するのが理想です。
この時、中心から「芯」が偏ると製材したときにはまっすぐでも、時間がたって乾燥してくると曲がることがあります。
中心で角材を取った後、残った辺材で貫(ぬき)や間柱(まばしら)などの下地材や、鴨居(かもい)や廻り縁(まわりぶち)といった造作
材を取ります。

 
樹齢100年近い木の高さは優に10mを越えます。
これを住宅用材として使うには、丸ごと製材するわけではありません。
仮に10mの丸太があるとします。
これを製材機にかけて加工することは可能です。
しかし、根本と先端では丸太の直径が倍以上異なる場合があるため、無駄になる部分が多く出ることがあります。
このため先端からある程度の直径のところまで切り落とし、そこから木の性格(こぶは無いか、曲がリはどの程度かなど)を見た上で、決められた長さにします。
日本の住宅用材は、基本的に長さを4m(13.2尺)、3.65m(12尺)、3m(10尺)などに規格化されています。
伐採された丸太を根本から順に「元玉:もとだま(一番玉)」、「二の玉:にのたま(二番玉)」、「三の玉:さんのたま(三番玉)」・・・と呼びます。
また、根本に近い太い方の直径を「元ロ(もとくち)」、先端部の直径を「末口(すえくち)」と呼びます。
元玉は元□と未□の差が大きくなります。
二の玉はその差が小さく、中にはほとんど同径のものもあります。
元玉材と二の玉材の違いは木目です。
柾目を見ると違いはよリ一層わかるでしよう。
元玉材は、元口付近の木目が乱れているのlこ対し、二の玉材は綺麗な柾目が末□から元□まで表れます。
このことから造作材は二の玉材のほうが珍重されます。
逆に、入母屋造りの屋根に使われている破風板(はふいた)は元玉材が珍重されています。


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