無垢の木は自然素材 無垢の木は、自然に育ったものです。人と同じように木にも1本1本個性があります。 昔の職人さんは、木を、家を建てるための素材として考えました。 たとえば、建物の構造材で横使用する梁や桁などは、木に背と腹があるので、背の方を上にして使用すれば木がたわみにくいなど、その木のクセを見抜いて使い方を考えたのです。 現在、工業製品である板材を接着剤で貼り合わせて作った集成材の構造材が多く使われるようになったのは、強度があるだけではなく、プレカット工場で構造材を加工するのには、製品が均一化していて、使い勝手もないので、木のクセを見抜けない人が、加工するのに都合がよいからです。 無垢の木はクセがあり、そのクセのある素材をうまく組み合わせたときに、はじめて計算では表せない美しさや強さがでるものなのです。 最近では家を建てる際、間取りや設備は気にしますが、使用する材木を気にする人は、ほとんどいません。 家を建てるために使う材料は、家族の健康や家の耐久性に大変影響があります。 化学製品で糊付けされた物は条件によってはがれたり有害物質も発生します。 又、家を解体た時も自然の無垢材は自然に返せますが、化学製品の接着剤は自然には返せません。 家を建てようと考えている皆様、住宅建築の業者選定の際は、の業者が木を家を建てる素材として使いこなせる、技量があるかないか注目してみてください。 技量がないとこは、無垢の材料をなるべく使用せず、工業製品で間に合わせます。 |